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烏有に帰した野原で

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文学とエンターテイメントと娯楽性

2008.11.24 Monday 22:39

文学を高尚だと考えている人が居るけど、別にそうでもないと、私は思う。
もし文学が高尚なのだったら、舞城王太郎は純文学作家として三島賞を受け取ることはできないと思う。
サリンジャーはあんな文体でも20世紀最大の文学者といわれている。
私はあまり本を深読みする人ではない。
ほとんどの場合、一度読んでしまったらポイである。捨てはしないが、感想を胸にしまって本棚にしまってしまう。
だから、そういう読み方をする人間にとっての意見だという風に捉えていただくとうれしい。

文学とは何か。
私はある種の探求だと思っている。
喩えるなら、「答えのないクイズ番組」。
つまり本は、答えのない問題集ともいえる。
一つの本に解答欄はいくつあるかわからない。それは筆者のみが知りえること。きっとそれを見出すのが文学部とかで扱う文学ではないのだろうか。あるいは批評。
でも私は別にそんなことどうでもいい。あるいは、知りたくない。
エヴァンゲリオンというアニメが放映され、現在でも人気だが、あの作品が難解だと呼ばれるのはそういう風に見出そうとしているからではないだろうか。
わけがわからない。なんであそこがああなるんだろう。
そういう疑問をもったなら、答えの出ていない数学の問題と同じでうずうずしては来ないか。
つまり気持ちが悪くなるのではないか。
そう思うと、それについて道筋を立てる。ちゃんとした線引きを行いたくなる。ここに文学はある。
文学とは同じものがほとんどないはずです。なぜなら、人間はみなブラックボックスを持っていて、すべての刺激は一度そのブラックボックスを通されるからです。
もしブラックボックスがなかったなら、文学なんて生まれなかったでしょうね。
文学とは想像の一種ともいえると思います。

エンターテイメントについて考えると、娯楽性の塊と勘違いされそうですが、そうではないはずです。
エンターテイメントは時に文学を内包します。
例えば馳星周、桜庭一樹、原田宗典、星新一、石田衣良、桜井亜美など。
そして娯楽性の塊というのは、例えば京極夏彦、神坂一、島田荘司、阿刀田高、乙一など。
一体どこがどう違うのか、というのは感じてもらうしかないかなぁというのがまずあります。
あくまで私の文学であり、ココにおいての批判は少し遠慮していただきたいのですが、あえてどこが違うのかというのを述べるなら、何を描きたいのかと、どうすれば楽しませることができるか、であると思います。
これは出発点のことではあるのですが。
何かを描きたいという出発点ならば、そこにはソースともいえる核があります。ここはこうこうこういうことだからこう感じたのだ、というようなものです。
どうすれば楽しませることができるのか、というのは、毎週月曜日にやっているヤッターマンを見るとわかるかもしれません。
あるいはドラえもん、あるいは水戸黄門、あるいはサザエさん、あるいはちびまるこちゃん。
ですが、ここに割り切れない特殊人物が居るのです。
その名も、奈須きのこ。
彼の著した「空の境界」は、私には判別することができませんでした。
自分のやりたいことをやっているという印象はあるのですが、そこに娯楽性も存在しているのです。
娯楽性のあるものがやりたかったというのなら、確かにうなずけますが、今提示している私の分け方においては彼は丁度中間に居ることになります。

まあ、そんなことを考えたってだけです。はい。
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ポルノの最高峰

2008.11.23 Sunday 03:12

氏賀Y太というマンガ家を知っているでしょうか。
その道のことを知っておられるなら、顔をしかめる人もいるかもしれません。
彼のマンガではかなりの部分において、女体がものの見事に形骸化されます。
彼のマンガに多用される語句に「お前は穴だ」というものがありますが、まさにそう。
女は穴として扱われる。
ですが、これは氏賀氏のマンガだけではないということをここに指摘しておきます。

私はあまり性愛ということに関しての知識は浅いと思われます。
O嬢の物語やサドをはじめとする文学作品を読み込んでいるというわけでもないし、実際に性交を済ませているわけでもない。
まあ、一童貞の、一消費者から見る消費者がどのように消費しているのかという考察に過ぎません。
そのことを前提にして以下の内容をお読みいただけると幸いです。

ポルノグラフィティというものの目的は性欲の増進であると思います。
この性欲の増進というもので他のものを挙げるならば、AVであったり裏本であったり同人誌であったりエロアニメであったりエロフラッシュであったりHCGであったりエロゲであったりしますが、この中でリアリティのあるものを選び出せといわれると、すべてを選ばざるを得なくなりますが、リアルがあるものはどれかといわれれば、AVや裏本だけでしょう。後はすべて妄想の産物であり、現実的にありえてはいけないものたちです。
ありえてはいけない、というのは、その内容においてです。
AVや裏本(裏本はあまり見たことがないので言及することは控えますが)は、基本的にモデルを起用します。例えばAV女優であったり、素人さんであったり。それを彼女たちの性交をカメラに収めます。
そして、ここには人権がある。
コレは非常に大きい問題です。AV女優であったり、素人であったり、つまりはAVに出演している人間はすべて人間としての扱いを受けます。中には非常に人権を無視した内容のものが含まれますが、出演すれば、それ相応の金額を受け取ることができるでしょう。私はAV業界の内情に詳しくないのでこの辺にしておきますが。
さて、問題は他の、主に二次元によって表現されるポルノグラフィティたちです。
二次元によって表現されるポルノグラフィティたちにおいて、出演しているのはキャラクターです。人権がありません。よって、何をしても許されてしまいます。そこに出演料などによる保障はありません。だから氏賀Y太氏の作品に出てくる主人公はほとんどの場合が死にます。本当です。彼は主人公であるはずの女キャラを基本的に肉片に変えます。
でも、私は氏賀氏だけがこういうことをやっているとは、毛頭思わないのです。
まず、キャラクターの人権を無視するという意味合いで、すでにそのキャラクターが女である必要はありません。確かに男ではダメでしょう。萎えてしまうかもしれない。まあ、男性ではあってはならないが、女性である必要はないということです。
コレをもっと現実的にするならば、乳房は必要なく、股間に膣があり(そして肛門もあり)、挿入されると悲劇的な事実を知らされたような顔をして、悲鳴を上げ、挿入部から血を流し、押し殺したように喘ぎ、ついには服従して快感に身をゆだね、最後に恍惚を浮かべながら昇天するキャラクターであれば、なんでもいいのです。コレが、極限までに抽象化されたポルノグラフィティによる女ではないでしょうか。
ここに私はO嬢の物語やサドによる性愛の差を感じる。
小説世界においては、女というものは女性でなければならない。それはO嬢の物語やサドが芸術として、思想の体現として表現しているからだろうと思う。純文学に出てくる女は女性なのだ。
しかし、ポルノグラフィティというのは究極なまでのエンターテイメント作品であると思う。種類が多種多様にあるのに、作品の形態としてはかなり似通っているからだ。もし純文学ならそうは起こらないだろうと思う。人は皆、感性というものが違うからです。
エンターテイメント作品というのは、人に理解されるように作られています。理解というのは、目的が理解されるというニュアンスで使いました。
ポルノグラフィティというジャンルは、この理解がとても容易にされやすいものであるはずです。前にも書いたとおり、性欲の増進ですから。ということは、ほとんどすべての作品がこれをテーマにするはずです。すべては性欲で回っているのです。
それを考えるなら、この女の形骸化というものはかなり深刻であると思います。
世界最初の職業は娼婦である、というものは良く聞きますが、おそらく事実でしょうし、納得できます。
今のネットを少し眺めてみればわかるでしょう。いたるところに性欲の捌け口がある。
しかしながら、今の状況は明らかにおかしい。どんどん細分化されて、深度が増してしまっている。
リアルからリアリティ、そして幻想へと向かっています。
フランス書院のホームページに、あるお医者さんのコラムがあって、それを読んだのだけど、なんか、AVに影響されて猛烈な刺激を与えるバカ男がいるらしい。俺がやれば潮が吹くとか思ってるらしい。
これはまずいでしょ。AVとかは完全なエンターテイメントであるのに、その境目がわからなくて、自分をその世界に投影する。これはKYという言葉に代表されるような若者文化にも多大な影響をもたらしていることがわかる。バラエティ番組をバラエティ番組として見れなくなっている人間がいるということ、これはかなりまずい。
コレの遠因になっているのは宮崎勤事件とか、そういったものじゃないだろうかと思う。あの事件では、宮崎勤のオタク性がクローズアップされ、それに影響されるようにその後の報道の仕方を決定した。家を探してみるとエロゲやグロゲの山が……バカらしい。
じゃあ、今こうした記事を書いている俺は何なんですか、ということにもなると思う。
まあ、それを置いておくとしても、現実と現実性と幻想がない交ぜになってしまっている状況はやっぱりおかしいし、狂っている。
だから自覚すべきだと思う。世の同人作家たち、エロゲーマー。
私は切に願う。さもなくば進歩はない。

結論。すべてのポルノグラフィティ(二次元)は氏賀Y太氏のパクリ。

近況報告

2008.11.18 Tuesday 00:24

なんとなく更新してみようっと。

今いわゆる純文学を構想しています。
まあ、エンタメだったら確実に説明しなきゃいけないところを投げっぱなしジャーマンするだけなんですけど(もしくは巴投げ離し)。
ただ、あまり無粋な真似はしたくない。
かといってわけがわからなければ自己満足にしかならない。
だからがんばって考えているわけですが、思いつかない思いつかない。

そしてWORKING!!おもしろいよWORKING!!
むしろブタイウラのが好きですけど(はっちゃけっぷりが異常)
好きなキャラはリナカとセリアだなー。WORKING!!だったら宮越と村主。(YGWRKING!!なら伊波と佐藤)
え? 女キャラばっかり? 男キャラなんて前菜でしょ?
なんつーか、本当すばらしいなと思ふ。男キャラと女キャラがべらぼうにうまく書ける人間。
荒川弘とかさ、高津カリノとかさ、小島あきらとかさ、大岩ケンヂとかさ、杉基イクラとかさ、武内崇とかさ……
よし。なんとか男女比が半々だ。
別に男が描いた絵がいい、とか女が描いた絵がいいとかじゃないけども、一応ね。
どこを見たらいいのかを読者に委任するというスタンス(なのじゃないかもしれないけど)って素敵だ。
それってつまり作者が意図してすべてを平均化させようとしているということだから。
すべてのキャラクターを人気者に。
小説でこれを体現しているのは保坂和志だろうか。プレーンソングは本当にそういう小説だった。
小説という媒体は必ず盛り上げる場所と盛り下げる場所というのがあると思う。
つまり、ここ見て欲しいよ! っていうのと、ここはちょっと休もうか! という場所があるということ。
実際問題小説において一番難しいのはここはちょっと休もうか! ゾーンだと思うのだけどね。
ミステリーならば、これはかなり簡単に解消することができる。
最初から休もうかゾーンに突入しているし、一番はなしが盛り上がるのは解決シーンだからだ。
まあ、こんなことかいてもあんまりなぁ、っていう気がしなくは無い。
気まぐれで書いてるし、誰かを楽しませようとしているわけでもないし。
ハァ。
明日も一日元気よく。

思考

2008.11.10 Monday 00:22

もう、異常に関して思考するのをやめようと思う。
日常に、常識に眼を向けようと思う。
自分の中の価値観を決めよ。
自分の意見を提示せよ。
自分を確立せよ。
それが大学受験の前に課された宿題だ。

だから今平成トム・ソーヤー読んでます。面白い。

おもったこと。

2008.11.03 Monday 23:12

なんか、記事を書こうと思ったんだけど、やっぱりやめることにした。
桜井亜美のはもうちょっと買ってみようという気分になった。なんとなく。
池袋ウエストゲートパーク。これも今度買ってみる。続編をね、ってかシリーズで買う。
そして解説に影響されて海外のものに手を出したくなるけれどその前に馳だな。
あと東野があればいいんだけど、それはまた財布との相談になりそうだ。

今日は、気づいたら個性について考えていた。
個性ってなんだろうか。みんなはなんでみんなで居られるんだろうか。
ある意味でその答えはエヴァで説明されてるんじゃねーかとオレは思ってるんだけど、まー、参考にしたらいけんでしょうね。
解釈なんて、人それぞれですからね。
生きることについても時々考える。
オレがこうして書いていることも生きるため、なのだろうし、オレも自覚してる。
誰に見て欲しいというわけでもない。でもレスポンスがいらないわけでもない。
むしろレスポンスはして欲しい。オレはずっと待っている。
でも知人に公開するのは気が引ける。前二度、それで失敗しているからだ。
自分でもつまらないことを書いているな、と思うときもある。
それでも地道にやっていこうかな、と思う11月の初めての月曜。

盗み見る こちらを向いたぞ そら逃げろ
――レクリエーションにて
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